監督:宮平貴子 出演:黒木裕子、津波さくら、上原千果 あらすじ ある日、仲良しのミイとハナは、影のうすい転校生の佐藤さんからウサギ型の手紙をもらう。そこには、町の中に隠した「宝もの」への道順が記されていた。 「なぞなぞ」を解きながら、大人の世界と子どもの世界、新旧混ざり合う那覇の町を探検するミイとハナ。ふたりは宝ものを発見できるのか? 小さな冒険に胸躍らせた子ども時代を思い出す、ご近所アドベンチャー誕生。
監督:知念だしんいちろう 出演:知念だしんいちろう、山城智二 あらすじ 伊江島タッチューが消えた?! 番組取材班の宮平ディレクター(知念だしんいちろう)は投稿者の写真を元に、レポーターの山城智二(本人)を連れてその真相を調べるため伊江島へいく。しかし、むかう船上からはタッチューは悠々とその姿をみせている。 「俺がいくとこ必ず何か起る」、宮平の直感だけを頼りに取材を重ねていくなか、チカラタンナーパという巨人の伝説を知る。そして、取材中、宮平たちの目の前でタッチューが消えた。その日から、取材班に奇妙な現象が巻き起こり始める。夜中の地響き、消えたタッチュー、伊江島に実存する巨人の足跡。 おバカすぎるほど奇想天外な展開で、怒濤のクライマックスまで一気に突っ走る!
監督:名嘉真崇介 出演:諸見里大介 あらすじ 「僕らは最近バンドを組んだ」。 八重瀬町に暮らす中学生の信吾・ペコ・清順・ひーとーには、旧石器時代の友達・大ちゃんがいた。5人は何をやるにもいつも一緒で、最近音楽に目覚めバンドを結成。祭への出演も決まって猛特訓の最中、大ちゃんに忍び寄る魔の手が5人の友情を引き裂こうとする。 果たして大ちゃんと4人は祭の本番を迎えることが出来るのか?
監督:ゴリ(ガレッジセール) 出演:ゴリ(ガレッジセール)、佐藤仁美 あらすじ 新婚の等(ゴリ)は、嫁・優子(佐藤仁美)を紹介するため、故郷の粟国島に帰ってきた。しかし、本当の帰郷理由を告げた途端、優子は大激怒。「東京へ帰る!」とわめきちらす。その理由とは、島で受け継がれてきた風習「洗骨」だったのだ……。 言葉を失った母、頑固者の兄、心を閉ざした連れ子の娘……そして父親の骨。バラバラだった家族が、骨を洗う儀式を通し、本当の自分と出会うハートフルコメディー。 粟国島に今なお残る「洗骨」というシリアスなテーマが、ゴリ監督の真骨頂である「笑えて泣ける」コメディーとして、心にしみる作品に。
監督:岸本司 出演:ダニエル・ロペス あらすじ 座間味村の民宿に外国人夫妻がやってきた。 夫のクリストフはスイス人でカメラマン、妻のメグは日系アメリカ人。ふたりの会話は英語、日本語はまったくわからない。 民宿のオーナー花城ハナとそこで働く孫の花城雄飛は日本語しか話さない。 コトバを理解しなくても次第にハナと仲良くなるメグに対し、宿にも島の環境にも馴染めず不機嫌なクリストフ。固く閉ざした彼の心は海の中で、ある事に気づかされる・・・。
監督:ヨセプ・アンギ・ノエン 出演:エリカ あらすじ 情報センターのオペレーターとして働くあゆみは、勤務歴10年の34歳。 必要な情報をインターネットで検索できるようになったいま、問い合わせは激減し、電話は鳴らず、彼女は虚しさと孤独感に悩まされていた。あゆみが応対するのは1日に1件か2件の電話のみで、それは決まって電話を情報源として利用する老人からの問い合わせだった。 ある日、数人の同僚と共に部長に呼び出されたあゆみは、突然解雇を告げられる。導かれるように実家へ帰省するあゆみ。そこには長年連絡をとっていなかった父が待っていた。
監督:岸本司 出演:ベンビー 山城智二 あらすじ 豊見城市観光係の伊良波伊蔵は仕事にやる気が無い。もともと怠け者で、いやいや役場に務めており、そもそも豊見城に興味がない。 そんなボンクラがある観光プロジェクトに抜擢された。 彼は当然やる気はないが、仲間たちによってどんどんプロジェクトは進行する。ゆるキャラが登場し、小学生に励まされながら、仕事は続いてゆく。 いやいやながらも仕事で豊見城を駆けまわる日々。ボンクラは豊見城市の観光プロジェクトを成功できるのか?
監督:喜屋武靖 出演:川田広樹 あらすじ 那覇を舞台にした3話のオムニバス。 ①公設市場でユイユイユイ! 公設市場でバイトをしている高校生の夏海と大学生・竜一。市場で働く人を巻き込んだ小さな恋の物語。 ②あまくま那覇まちロングウェイ 映画監督を目指す高校生の隼人が外国人観光客・ジョージと出会い、共に古い写真に写った女性を探すロードムービー。 ③Shall we古武術? 少し頼りない父と優しい母を持つ高校生の結。部活での挫折、父親の古武術挑戦を通して家族の距離が少し近くなる青春物語。
監督:真喜屋力 出演:宮沢和史 あらすじ THE BOOMが沖縄戦の悲劇を歌にした『島唄』の発表から20年が経過した。 沖縄というローカルの大ヒットにはじまり、今や世界各地でもうたわれるスタンダードナンバーへと成長したこの楽曲はいかにして生まれ、どのように成長してきたのか? 作詞作曲を手がけた宮沢和史や、多くのインタビューで解き明かしていく。また宮沢が20年目にして手がける《くるちの杜 プロジェクト in 読谷》で見据える100年後の沖縄への思いを描くドキュメンタリー。
監督:照屋林賢 出演:照屋林賢 あらすじ 言葉が文化を育てた。言葉には単語がもつ意味だけではなく、深いメッセージが潜んでいる。日常会話の中に沖縄人の生き方が伝えられているのだ。 年々、その沖縄語を使う人は少なくなっているのが現実だ。私自身、自然に使っている沖縄言葉を「すごい」と評価されることに戸惑いを感じる。 本編は沖縄に根差し、沖縄語をあやつる5人の人物へのインタビューから構成されるドキュメンタリー作品。インタビューからは沖縄の文化そのものを読みとれるはずだ。(照屋林賢)
監督:又吉安則 出演:ユウキロック あらすじ 沖縄県今帰仁村。長寿村として知られるこの村で、高齢化社会にともなう福祉事業の一環として「笑い」で「病気」を治すというなんとも不思議な計画がスタートした。 笑いのプロとして送り込まれてきたのがお笑い芸人の斉藤肇、38歳。自称お笑い界を一世風靡した関西芸人。そして彼の世話係兼、この事業の責任者として抜擢されたのが笑いに無頓着な太田しおり24歳。 そんな2人が出会ったのは心優しいヨシおばぁ。おばぁの願いを叶えるために、しおりが考えたとんでもない作戦とは。落ちこぼれ芸人の肇は笑いを通して命と向きあえるのか......
監督:大城直也 出演:神谷健太、津波信一 あらすじ 沖縄本島中部の北谷(ちゃたん)町に住む中学生、良は幼いころに母は亡くなり、少し怖い父・良造と、少し病弱な妹の風子の三人で慎ましやかに暮らしている。 ある日、良は近所の空手道場である女性の美しい演舞に目を奪われ、空手を習おうと決心するが、父は何故か認めてくれない。幼なじみの凪の助けを借りて密かに道場に通い始めるが、そこでアメリカ人少年ケビンに出会い、次第に交流を深めていく…。 やがて良はある事件をきっかけに、父が隠してきた「苦い過去」を知ってしまう。全てを知ったとき、少年はある決断を下すことに…。
監督:高山創一 出演:池間夏海
監督:ゴリ(ガレッジセール) 出演:普久原一生 あらすじ 沖縄県最北端に位置する国頭村。 そのやんばるの森で小学生のマナブは友達のユウナ、ハナ、そして頭を打って5歳の記憶になった村長で祖父の昌秀オジィを連れてヤンバルクイナの保護活動をしていた。 オジィの記憶が戻らないまま回復期間の半年が近づき、ヤンバルクイナの施設を取り壊しリゾートホテルの誘致を目指す副村長・真栄田の村長就任式の日がせまり落ち込むユウナとハナ。テレビのニュースでは密猟者も現れると報じられ問題は山積みに…… 解決の糸口さえ見つからないマナブたちはピンチに立たされてしまう。 そんなある日、マナブたちの活動に感銘を受けた雑誌のライター松田とカメラマン矢野が東京から取材にやってきた…。 ゴリ監督が描く地域発信型映画3作目は、国頭村を舞台にした「家族愛」のサスペンスコメディー。 果たしてマナブたちはヤンバルクイナを守ることができるのか?そしてオジィの記憶は戻るのか?
監督:高山創一 出演:池間夏海、城間祐司 あらすじ たま子は玉城朝薫の一番弟子の末裔の小学生。酒飲みの父と浦添に暮らしている。 たま子は普通の人に見えないものがみえる力とマジムン(妖怪)を封印する特別な能力を持っていた。 浦添の経塚には、昔、僧侶がマジムンを封印したとされている経塚の碑があった。ある日、地震によりその碑が壊れ、2体のマジムンが現れ、悪さをはじめた…このままでは人々が混乱し、心が悪くなる。たま子は特別な能力を発揮し、マジムン退治へ乗り出した!
監督:ゴリ(ガレッジセール) 出演:橋本真実、伊舎堂さくら あらすじ 東京の出版社に勤める新人ライターの上野は旅雑誌の沖縄特集を任せられた。 嫌味な上司に企画をダメだしされ、異動の宣告を受け、最後のチャンスとして沖縄に1日だけの取材に。あてもなく、さらにカバンを無くし一文無しになる上野だが、通りかかったタクシーに乗せられ、コザの町へ。 町の人々に翻弄される上野。無事に取材はできるのか?たった1日の旅で人生は変わるのか?沖縄市の魅力と人情をちりばめた、コメディー作品。
監督:ゴリ(ガレッジセール) 出演:舩木壱輝、比嘉ニッコ あらすじ 『税金サイボーグ・イトマン』とは、糸満市の平和の為に多額の税金を投入して作られたサイボーグである。だが、平和な糸満市に活躍の場がなかった『イトマン』に対し市民の不満も膨れ上がっていた。 そんなある日、美人が多い事で知られるこの町で糸満美人連続誘拐事件が起こる。解決の糸口すら見つけられない糸満警察は頭を悩ませ、最後の切り札として『イトマン』を呼びよせる。 果たして『イトマン』は事件を解決する事が出来るのか?
監督:松田京吾 出演:永田健作、椎名ユリア あらすじ 宜野湾市から、パンフレット用の写真を依頼されたフリーカメラマンのジノンは、宜野湾市の様々な場所で撮影を行なっていた。そんな中、森川公園で艶かしく美しく踊る雫と出会う。フリーカメラマンのジノンと、タヒチアンダンス・インストラクターの雫。宜野湾市にまつわる「羽衣伝説」を現代版にアレンジにした2人の物語です。 タヒチアンダンスを踊る上で欠かせない衣装、パレオを巡る恋の駆け引き。次第に雫への思いを募らせるジノンと、どこか思わせぶりな雫、2人の心情をタヒチアンダンスナンバーに乗せて表現した神秘的なラブストーリーです。 ちなみに、この映画のタイトル「ジノーン・シチュン」とは、方言で「宜野湾(ジノーン)・好き(シチュン)」という意味です。
監督:青木亮 出演:砂川恵理歌、下地勇 あらすじ "一粒の種になりたい"“―ある末期患者の残した言葉をもとに、担当看護婦だった宮古島出身の高橋尚子さんと同郷のミュージシャン・下地勇さんがある曲を作った。 「一粒の種」―人間の生と死を綴ったその曲は、同じく宮古島出身の歌手、砂川恵理歌によって全国へ届けられ、大切な人を失った多くの人々の心に寄り添い広がっている。 沖縄県内で2年連続トップセールスを記録し、また宮古島出身の3人で紡がれたが故に、島の人々にとって大切な歌となりつつあるこの歌を、今回、砂川と島の人々が合唱することになった。合唱経験の有無に関係なく、お年寄りから子どもまで、実に336人が大集合。 「一粒の種」の何が人々の心を打つのか。合唱が完成する一日の人々を追う中で描いたドキュメント映画。