今月のお題は「粉もん」ということで、
兵庫県の粉もん紹介します!!!
やっぱり王道は「明石焼き」。
粉もんの聖地、大阪に近い事もあり、
たこ焼きと、どう違うねん~!思う方もいらっしゃるかもしれませんが
全然違います!!!
①1つ目は材料、つまり生地の違い
たこ焼きに使う生地は小麦粉ですが、明石焼きは、小麦粉とじん粉が生地に使われます。
この「じん粉」とは、小麦のデンプンを粉に精製したもの。浮き粉とも言われています。
焼きあがってしまうとわからないですが、生地からはっきりとした違いがあるんですね~
②具の違い
明石焼きの具はタコのみです。それに対し、たこ焼きはタコに加えて、ネギ、紅ショウガなどのみじん切りが入ります。
③固さ・食感の違い
明石焼きはじん粉で出来ている為、デンプン質なのでふんわり。たこ焼きの小麦粉はタンパク質が入っているので加熱するとしっかりした固さになります。
④焼き方の違い
たこ焼きは、金串や竹串を使って作ります。屋台のたこ焼き屋さんを見ると、金串できれいにたこ焼きを回し、
丸く仕上げているイメージがありますよね。家庭でたこ焼きを作る場合は竹串を使うことが多いかもしれません。
明石焼きは一般的には串は使わず、菜箸などを使うそうです。
⑤食べ方の違い
明石焼きはだし汁に浸けて食べます。冷たいだし汁、温かいだし汁とレパートリーがあり、
冷たいだし汁で冷まして食べるのが明石焼きと言っているお店もあるんだそう(お店やご家庭によるようです)。
対してたこ焼きですが、やはり熱々のものが一番ですよね!
⑥形の違い
どちらも丸く仕上げるのですが、先ほど説明した固さの違いに起因して、形にも違いがあります。
明石焼きは焼いている時は丸いのですが、柔らかいので仕上がって皿に盛られるとやや平ぺったい形になります。
それに対してたこ焼きは、しっかりした固さに仕上がりますので、丸い団子状の形に仕上がります。
いっぱい違いがありました!!
ぜひ食べ比べしてみてはいかがでしょうか!!!