神奈川県 住みます記者より

【一度は乗って欲しいローカル線2017】 すべての駅にコンセプトが!「みなとみらい線」

17/01/31
こんにちは!アホマイルド坂本です!
今回は、
【1度は乗って欲しいローカル線2017】
と言う事で、
私は『みなとみらい線』を挙げたい!
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正式には、横浜高速鉄道が運営する横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第4号みなとみらい21線」道要覧記載の路線名は「みなとみらい21線」となっているが、
そう呼んでいる人はほぼ居ない!
「渋谷駅ー元町・中華街駅」を、東急「東横線」と思っている人が多いが、
「横浜駅ー元町・中華街駅」が『みなとみらい線』なのだ!
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特徴は、
各駅に、駅の「コンセプト」があるのだ!
簡単に言うと、駅、ホームの作りが全て違う作りになっている!
横浜駅
「"透明感と光のあや"が織りなす、クリアな駅空間」
新高島駅
「モチーフは「海」と「モダン」。"近未来の街"を先取り」
みなとみらい駅
「巨大な地下チューブ空間の「船」が躍動する」
馬車道駅
「新・旧が交錯する街に過去と未来が対比・融合する」
日本大通り駅
「タイムスリップ的な疑似体験を演出」
元町・中華街駅
「駅はグラフィカルな一冊の本の空間になる」
と言ったもの!
駅らしく無いオシャレな空間の為、カメラを片手に来る方も非常に多い!
歴史を調べるとまた色々な事が見えてくる!
かつて『みなとみらい線』は、「東神奈川駅」を終着とする、当時国鉄であった「横浜線」と直通する計画だったのだ!
だが、国鉄末期の財政的な問題により中止され、その後の横浜市からの申し入れを東急が受け、「東急東横線」との直通へと計画が変更された!
この計画変更によって「根岸線」と平行して走る横浜駅ー桜木町駅間廃止は、終着駅として栄えてきた「東横線 桜木町駅」廃止に直結するため、桜木町・野毛地区住民からの猛反発をおこす事となる!
現在でも、野毛町周辺には当時作成された「東急廃線、絶対反対!」の看板が残るほど!
そこで、桜木町駅と野毛地区を結ぶ地下道「野毛ちかみち」や、今や毎年恒例イベントとなった「野毛大道芸」は野毛地区への補償として整備されたものらしい!
2011年2月には、『みなとみらい線』7周年を記念して神繍皇女(かんぬみこ)」がイメージキャラクターとして就任!
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横浜駅を除いたみなとみらい線の五つの駅(新高島駅、みなとみらい駅、馬車道駅、日本大通り駅、元町・中華街駅
をモチーフにしたキャラクターで、各駅ごとにイメージキャラクターのパネルが設置され、「鉄道ファン」だけでなく「アニメファン」にも注目されている!
13年前、東急東横線横浜駅ー桜木町駅を廃線とし、開業した『みなとみらい線』、
月日が経ち、街をどう変え、そして沿線に何をもたらしたのだろうか?
是非、1度乗って欲しいローカル線だ!
《みなとみらい線HP》

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