べえすけとは、瀬戸内海沿岸で使われる俗称で、太く育った体長50センチを超える大アナゴのことをいいます。普通のアナゴに比べ、脂が多く、歯ごたえが強いため、あまり食べられることはありませんでしたが、鍋に入れることで脂の多さが逆に強みとなり、口の中でじゅわっと広がるとろとろの食感が味わえます。白菜や豆腐、ねぎ、椎茸などの具材を煮込んだ鍋に入れた「すき焼き」は絶品。とろとろの食感がやみつきになります。うどんだけじゃない香川県のおいしい鍋、是非ご賞味ください。