福岡県 住みます記者より

【住みます記者より】いよいよ、山笠のシーズンがやってきます!

16/06/07

「山笠のあるけん、博多たい!」

伝統銘菓のCMに出てくるフレーズで、福岡県民にとっては、とても有名で耳慣れたフレーズです。

この言葉が表す通り、初夏~夏にかけての博多は、山笠を中心に時間が回る、といっても過言ではないほど。

町中には締め込み姿の男性が行きかい、男性は仕事中もそわそわ、山笠の行事に参加するために有給をとることが許され、女性は男性陣のためにお酒と食事を大量に用意し、山笠衣裳を洗い・・・

今年もそんなシーズンがやってきたのだ、と感じる記事を見つけました。

本日、2016年6月7日付西日本新聞

ちょうちん作りがピーク 博多山笠[福岡県]

記事によると、福岡市博多区上川端町の門田提灯(ちょうちん)店で、4代目店主の門田明寛さん(54)と長男の光太郎さん(26)が、各流(ながれ)を構成する町の名称や「総務」「取締」などの役職名を、ちょうちんに書き入れる作業に追われている、とのこと。完成したちょうちんは、清めの海砂を取りに行く神事、7月9日の「お汐井(しおい)取り」の際に携えたり、各町の詰め所に掲げられます。なんと、7月上旬までに約300個を作らなければならないそうです。

伝統あるお祭り。この記事にあるちょうちんだけでなく、「山」に飾られる人形を造る職人さん、山笠用の水法被や締め込み、脚絆、地下足袋などを扱うお店・・・博多山笠には多くの職人が携わり、伝統が引き継がれています。それらの技に支えられて、今も変わらず続けられているんだなぁ、と改めて感じました。

博多山笠は、7月1日~15日の間に神事が行われ、15日早朝4:59の「追い山」でクライマックスを迎えます。

機会があれば、ぜひ生で、迫力ある山笠と熱い男たち、活気あふれる博多の町を見に来てください。

yamakasa160606.jpg

「追い山」で大博通りを進む男性陣。 ※フリー素材より

全国の事業所のご案内