山梨の粉もんといえば、「ほうとう」や「吉田のうどん」など、
麺料理が主流ですが、今回はちょっと違った料理から。
富士川町十谷地域の郷土料理「みみ」をご紹介します1
その昔、収穫に感謝をし、穀物をふるう箕(み)の中に、山や畑で採れた沢山の食品を入れて
神様にお供えしたことから生まれたこの料理。
山深い耕地の狭い十谷では、箕は非常に大切にされた農具で、重宝具として奉られていました。
その箕になぞらえて、小麦粉を箕の型にして作ったのが「みみ」です。
富士川町へお越しの際は、ぜひご賞味あれ!