彦根駅前には騎馬武者姿の井伊直政公の銅像があります。直政公は戦場では常に先頭を駆けぬけるような猛者だったそうです。
井伊直政公像の説明です。
永禄四年(1561年)現在の静岡県井伊谷に生まれ、幼少の頃から文武両道に励み、慶長五年(1600年)に徳川四天王の一人として天下分け目の合戦で知られる関ケ原の戦で功をあげ、石田三成の居城であった佐和山城を与えられ、十八万石の大名となった。
その後、城を現在地の彦根山へ移そうとしたが、同七年(1602年)四十一歳で病没し、子らが直政の遺志を受け継ぎ二十年の歳月を費やし元和八年(1622年)彦根城を完成させた。こうして、彦根三十五万石初代藩主井伊直政公は、今日の彦根市発展の礎を築いたのである。