京都文化力プロジェクト実行委員会では、東京2020オリンピック・パラリンピック等に向けて、国内外に京都の文化を発信する取組を推進しており、本年度は「くらしの文化」を取り上げて多彩な事業を展開されています。
京都国際映画祭2019(2019/10/17~20)の開催期間と同じくして、
10/19(土),20(日)に、お茶、いけばな、書などの文化をくらしに取り入れていただくため、体験等を通じて「くらしの文化」を楽しく学べる「京都・くらしの文化まつり」が開催され、
『連携企画』として吉本芸人女と男、タナからイケダの2組が19日(土)イベント出演してまいりました。
まずは、女と男、タナからイケダの2組が登場。
女と男は、以前イベントで生け花体験をしたことがあるということで自信がある様子!
タナからイケダは、初めてですが、京都に所縁のある芸人として意気込みを語ります!
今回、先生役として教えていただいたのは、
京都未生流 第四代家元 松本司先生。
とても優しくユニークなお人柄で、
女と男の2人、タナからイケダ・池田もリラックスして生け花に挑戦しました。
タナからイケダ・田邉進行のもと
生け花初心者の3人にもわかりやすいよう、松本家元が基本の切り方や生け方などアドバイスを交えながら教えてくださいます。
松本家元が事前に選んでいただいた花材は3人それぞれ異なり、
池田は秋を意識して、栗の木も生けます。
和田ちゃんは女性らしい色鮮やかな花々を。
市川は大きな柳の枝をどう生けるかがポイントになりそう。。
それぞれ悩みながらも、思い思いに、生けていきます。
約40分で完成した作品はとても個性的な仕上がりに。
会場にお集まりいただいた皆様も生け花の奥深さ、楽しさをステージから感じていただいたのか、笑顔で見守ってくださっています。
松本家元の的確な手直しもあり、ついに完成した作品がコチラ!!
まずは、タナからイケダ・池田の作品。
すっと上に伸びた栗を中心に、器ちかくのカーネーションもかわいらしいです。
秋のすがすがしい空気を感じさせるような作品ですね。
続いては、女と男・市川の作品。
秋の桔梗の花も美しいのですが、
なんといっても印象的なのは柳の枝。
ぐぐっと曲げて形づくりもできる面白い花材で、2本の柳の間からのぞいている枝は釣り竿をイメージしたとのこと。笑
市川曰く、"茂みから釣りを楽しんでいる"という生け花とのことです笑
和田ちゃんの生け花はほぼ手直しなし!!
松本家元からも一番評価が高かったです。
バランスもいいですね!
3人の作品をせっかくなので展示させていただきました。
今回は松本家元と楽しく生け花を体験させていただきましたが、
生け花以外にも、茶道、書道など大変面白く奥深い文化がたくさんあります。
家にある花瓶にお花を生けてみるなど、
日々の暮らしから少しずつ取り入れることもできそうですね。
誰もが気軽に茶道,華道,書道のくらしの文化に触れ、生活の中に取り入れていただく契機とすることを目的として『まちじゅうお稽古』事業という取り組みもされているそうなので、そちらも参考になるかもしれませんね^^