岩手・盛岡を代表する桜の名所といえば、「石割桜」と多くの人が答えます。
読んで字のごとく、石を割って桜の木が生えていて、その珍しさから国の天然記念物の指定も受けているんです。
石割桜があるのは盛岡市中心部、盛岡地方裁判所の敷地内にあります。
大きな石の真ん中から桜の木が力強く生えてきています。
寒い岩手の冬を耐え花を咲かせる姿に多くの県民が勇気をもらっています。
少しずつ花が咲いてきます、盛岡の桜のシーズンは4月20日~30日頃で、盛岡市内で一番初めに花を咲かせ、満開になるのがこの石割桜。
満開となった石割桜、白く淡い色で咲くのが特徴です。
石割桜が満開というニュースを耳にすると盛岡市民は本当の春が来たんだなど思う人が多いんです。
最近は台湾や香港、タイ、シンガポールなどアジア圏の観光客の方も増えてきていて、「ここって岩手だっけ?」というくらい多言語が飛び交っているなんて光景を目にすることもあります。
石割桜から徒歩5分のところに、盛岡城跡公園があり、こちらも多くの桜が咲く場所として多くの人が訪れる場所になっています。
石割桜を見てから盛岡城跡公園に行って桜を見ながら食事をしたり、お酒を飲んだりして楽しむのが定番です。
桜の並木道が続き、多くの方がお花見を楽しむ場所になっています。
お城の本丸跡に登ると桜の絨毯を見ることもできますよ。
夜はライトアップされ、夜桜を楽しむこともできます。
満月と桜を同時に楽しむこともできます(月が小さくてわかりづらいですが・・・)
盛岡の桜の時期は、4月中旬から後半、ゴールデンウィークに重なって桜を見ることが出来る年もあります。
今年連休のお出かけに盛岡を検討してみてはいかがでしょうか?