岩手県 住みます記者より

【盛岡】住みますプロジェクト 漫才授業2017がスタートしました!

16/12/08

岩手県住みます芸人のアンダーエイジ特別講師を務める見前南中学校2年生の「漫才授業」。

5年目を迎える今年の授業がスタートしました!

そもそも、何故授業で漫才を?と思う方もいるかもしれません。

国語の指導要領に「人前で話す」「話題を選んで話をする」「相手の事を考えながら話をする」といった内容が含まれており、漫才を作り披露するということでそれらが満たされ、楽しく国語の授業を進められるということで、3学期の目玉授業として取り組んでいただいております。

加えて、昨今のSNSの発達により、人と人との直接のコミュニケーションの不足・能力の低下が叫ばれており、漫才という相手の事を考え話し、会話を組み立てていくということが、コミュニケーション力をつけていくことになると考えられ、漫才授業が行われています。

岩手で漫才をやっているのは・・・岩手県住みます芸人として活動しているアンダーエイジしかいない!ということで講師を務めさせていただいております。

今年で5年目ということもあり、見前南中学校では、漫才授業が定番行事となっていて、1年生のころから授業を楽しみにしていた生徒さんも多く、「やっと漫才の授業が受けられる」「アンダーエイジから漫才のこと聞きたい!」という声が授業を始める前から聞こえてきました。

アンダーエイジが出向き、漫才を教える授業は全部で4回。

1回目:アンダーエイジによる漫才のデモンストレーション、漫才の作り方講座

2回目:生徒さんが作ったネタを見て、アドバイス

3回目:クラス代表決定戦に審査員として参加、クラス代表にアドバイス

4回目:学年チャンピオン決定戦に審査員として参加

という内容になっています。

今回は1回目の授業ということで、2年生全員の前で漫才を披露し、ネタ作りの基本を教えてきました。

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2学年160名の前で漫才を披露、その後ネタの作り方、参考にしていることなどを話していきました。
「日常生活のふとした事が笑いになっていく、それに気が付けるかどうかが大切だよ」
「自分の失敗を笑いにできたら本物、どんどんネタに取りこんでいって笑ってもらおう」
などなど、様々なアドバイスを送っていきます。

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アンダーエイジからの話が終わると生徒さん達からの質問タイム。
コンビ名の付け方からはじまり、誰がネタを書くのか、ネタを合わせるときにはどのような方法でやればいいのかなど本格的な質問が連続して出されていました。
生徒さん達の真剣さが伝わってきました。

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多くの質問が出た中で、質問の最後は何故か「PPAPやってください」というもの(笑)
質問した生徒さんを連れ出し、3人でPPAP・・・凄くシュールな展開で授業が終了しました・・・

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授業が終わったら、なんと給食のご褒美が!
住みます記者、実に20数年ぶりの給食をいただく事が出来ました、ありがとございます。

第1回目の授業が終了し、今後はアンダーエイジの漫才を参考に生徒さん達がネタを作っていく授業が始まります。
年明け1月に生徒さん達が作った漫才を見せてもらい、アンダーエイジが指導をしていく2回目の授業が開催されます。
毎年のことですが、中学生のみなさんの考えるネタは発想が突飛でとても面白いんです。
どんなネタが見られるか、今からとても楽しみです!

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