今日は、福岡のニュースをお届け。
今日1月3日は、福岡市東区にある、筥崎宮(はこざきぐう)で、玉取祭、別名「玉せせり」というお祭りが行われました。「玉せせり」とは、九州三大祭りのひとつで、木製の玉が、「競り子」と呼ばれる男性たちによって、末社取恵比須神社から筥崎宮までの約250mの距離を運ばれるもので、この玉に触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれています。
(写真は、筥崎宮公式HPより借用しています)
木の玉は陰陽の2つあり、「玉洗い式」にてお祓いしたのち、末社玉取恵比須神社に運ばれます。陽の玉は裸に締め込み姿の競り子達に手渡され、いよいよ「玉せせり」の最大の見どころである、競り子たちの玉の奪い合いが開始となります。
「陸側」「海側」の2チームに分かれた競り子の男たちは、「勢い水」を浴びながら陽の玉をめぐり激しい争奪戦を繰り広げて本宮に向かって進み、楼門に待つ神職の手に玉が渡されます。一年の吉凶を占う年占いの意味合いもあり、陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれば豊漁といわれています。
ここで、再び陰陽の木の玉が揃って、神前に納められ、神事は終了となります。
2017年の玉せせりの結果は・・・陸側が木の玉を神職へ手渡したそうで、「豊作」と出ました。
農業も盛んな福岡県。
お米、お茶、いちご、水菜、たけのこ、セロリ、等々など・・・今年も、福岡のおいしいものが食べられそうです☆
※参考
筥崎宮 http://www.hakozakigu.or.jp/omatsuri/tamatorisai/
朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASK133FW3K13TIPE004.html