山口県萩市の市内からむつみ地域への向かった山奥に存在する雲林寺は"猫寺"としても有名です。
猫の置物や猫みくじや猫守りや猫絵馬などがあるようですよ~!
猫好きにはたまらないスポットです!
【雲林寺の経緯】
雲林寺は、萩藩開祖である毛利輝元とその夫人、殉死者 長井治郎左衛門元房の墓がある天樹院(萩市堀内)の末寺です。
(天樹院は現在廃寺で、天樹院墓所として墓所のみが残っています)
長井元房は主君が亡くなるとその後を追って殉死しました。元房にはとても可愛がっている猫がおり、
その猫は元房の死をたいそう悲しんで墓のそばから離れませんでした。
そして元房の墓前に四十九日寄り添った後、舌を噛み切って亡き主人の後を追ったといいます。
夜になるとその辺りに猫の鳴き声がするようになり、これを哀れに思った僧が供養すると鳴き声は止みました。
その縁からその界隈は「猫町(ねこのちょう)」と呼ばれるようになったそうです(猫町は萩博物館の西側の筋です)