本日は、南部町にある『赤猪岩神社(あかいいわじんじゃ)』をご紹介します♪
『赤猪岩神社』は「因幡の白兎」の神話の続きの舞台となってる地です。
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オオクニヌシ(大国主)には兄神たち(八十神)がいましたが、兄神たちはオオクニヌシを嫌っていました。
兄神たちは、美しいと評判の因幡のヤガミヒメ(八上比賣)に求婚したいと思い、因幡に向かった時、オオクニヌシを荷物持ちとして、従者のように引き連れました。
オオクニヌシは荷物が多かったため、兄神たちより遅れて歩いていましたが、その道中に泣いている白兎を助けました。(←これが「因幡の白兎」の神話です)
ヤガミヒメは、兄神たちよりオオクニヌシを気に入りました。
兄神たちは、ヤガミヒメと結婚したオオクニヌシを憎み、殺してしまおうと企て、伯耆の手間山本(手前の山麓)へ連れて行きました。
そして、「珍しい赤い猪を山の上から追い立てるので下で捕まえろ。そうしなければ殺す」と言いつけ、山の麓で待たせているオオクニヌシへ目掛けて、真っ赤に焼いた岩を山の上から落としました。
オオクニヌシは、転がり落ちてくる真っ赤な岩を猪として受け止めようとし、身体を焼き潰されて絶命してしまいました。
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