2015年4月、島根県の住みます芸人桂三段は、活動の拠点を三段のふるさとである北海道に移すことを発表しました。
2011年4月に住みます芸人として島根県へ移住した三段。
丸4年が経ち、「島根県で4年間活動してきた経験を活かし、ふるさとで活動をしてみたい」そう思っての決断です。
移住する決断を三段は、4月15日山陰放送のニュース番組「テレポート山陰」内で発表しました。
たくさんの方に支えていただき活動してきた三段。
島根県から北海道へ拠点を移すことに、驚きとショックの声をさまざまな方からいただきました。
三段が島根県の住みます芸人として活動した4年間は、三段にとって大変貴重な経験となりました。
2011年、何のゆかりもなかった場所、島根県で「住みます芸人」として活動したい、と手を挙げた三段。
何も知らない土地へ移住した当時は、何もかもが新鮮で、何もかもが手探りの日々でした。
4年間の間、たくさんの出来事がありました。
松江城の天守閣で落語会、城下町松江の魅力を伝えるために「松江まちあるきガイド」の資格試験に挑戦したこと、そして、全校生徒が30人以下の小学校を回って「落語教室」を開催したこと。
三段が帯の情報番組で司会になったこと。
数え切れないほどの出会いと、数え切れないほどの経験をさせていただきました。
「大阪で落語家をしていたらできなかった経験が、住みますプロジェクトで島根県に行ったことでできました」三段はいつもそう言っています。
これからはふるさとの北海道で、地域の皆さんと笑顔の輪を作っていきます。
そして島根県のことを遠くからいつも応援している三段です。
4月14日、島根県より島根県外から島根県を応援する親善大使「遣島使」を委嘱されました。