松江まちあるきは、開府400年を迎えた島根県・松江市の昔ながらの暮らしが息づく町並みを、ガイドがその場所の説明をしながら一緒に歩くものです。
水都と呼ばれる松江の表情を感じていただくコース、小泉八雲や高浜虚子のゆかりの場所を巡る文豪コースなど、たくさんのルートを選んでいただくことが出来ます。
地域のガイドが、歴史的な建造物から地域に愛される商店まで、さまざまな町の表情を伝えます。
2011年12月28日に、「松江まちあるきガイド試験」に合格した、島根県に住みます芸人桂三段。
2012年1月より地域ボランティアガイドの一員として、松江市内の抹茶・和菓子文化にゆかりのあるスポットを巡る「シャカシャカする暮らしコース」のガイドを月に2回担当しています。
2013年度より、松江市が「松江まちあるき」にさらに力を入れていくことになり、三段の落語を和菓子屋の茶室を借り、聞いていただくという特別オプションを付けた「松江まちあるき~三段コース」も開設されることになりました。
一連の活動を受け、松江市より「松江おちらとあるき大使」を任命されることになり、松江市長室で、委嘱を受けました。
3月3日に松江市、明々庵で古事記落語を披露したこともあり、「まちあるきで古事記落語を披露して、さらに盛り上げてほしい」と市長も三段に期待しておられる様子です。
「おちらと」とは、「ゆっくりと」という出雲地方の方言で、ゆっくりと松江の歴史、文化を見てほしいという「松江まちあるき」に込められたテーマでもあります。
松浦松江市長より委嘱を受けた際、「まだ10カ月なのに、2,3年くらいこちらにいるような感覚」と、お言葉を頂戴しました。
今後は週に1度、ガイドとして町を案内し、落語を披露していく予定です。
<松江おちらとあるき / 松江観光協会>