平成29年10月7日(土)に彦根城博物館能舞台にて
国宝・彦根城築城410年祭記念狂言会「アイルランドとおんなの世界」を開催します。
二人のアイルランドの文学者が19世紀から20世紀へ移行する頃、日本と出逢い、両国に 流れる心や伝統の葛藤を自らのものとして、斬新な作品を作りあげました。一人はアイルランドの国民的詩人・劇作家 W.B.イェイツであり、もう一人はギリシャ出身の母をもち、父の国アイルランドで育った ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)です。狂言は600年以上の歴史があり、古くから伝承されてきた演目を繰り返し再演しているように思われがちですが、実は現代でも「新作」が創作されることは珍しくありません。 第1部は「アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演」凱旋公演も兼ねて、イェイツの戯曲『猫と月』をもとにした文字通りの新作 と、ラフカディオ・ハーン原作「ちんちん小袴」を初演いたします。第2部は、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が、彦根藩井伊家初代直政の養母であることから女性が活躍する演目を上演いたします。新作狂言、古典狂言の魅力をたっぷりと味わってください!
チケットの販売開始は、8月1日(火)からひこね市文化プラザにて取り扱いとなります。
電話予約 0749-27-5200(受付時間 9:00~19:00)