上方演芸とは?
「上方演芸」とは京都・大阪を中心とする「上方」で演じられる演芸のことです。
「演芸」とは、大勢の人が気軽に楽しめる芸能で、
かつては歌舞伎や映画なども含めましたが、
今では落語(らくご)・漫才(まんざい)・講談(こうだん)・浪曲(ろうきょく)
といった大衆芸能を指します。
武士や職人の多かった江戸と、公家や町人を中心とした京都・大阪では、
人々の生活も大きく異なることがあります。
衣・食・住の好みも異なり、ことばもアクセントや単語そのものが変わることもあります。
文化全体の違いともいえます。
生活に密着している演芸の場合、江戸・東京と上方では、古くから違いがみられました。
当然その土地の好みに合った話がつくられ、演出がなされます。
上方落語の「時うどん」と東京落語の「時そば」がその違いをよく表しているように、
登場人物の描き方が異なったり、笑わせ方にも違いのでてくることがあります。
ただし、近年は交通や放送・通信の発達により、
東京の演芸・上方の演芸の交流がさかんになり、両者の差はなくなりつつあるといえるでしょう。
※大阪府立上方演芸資料館ホームページより引用
その大阪の歴史ともいえる、上方演芸に関するいろいろな資料を展示している
大阪府立上方演芸資料館ヾ(≧▽≦)ノ
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営業自粛のため臨時閉館していましたが、
2020年5月19日(火曜日)より、営業を再開し、開館しています(*´▽`*)
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