中野物産(本社・大阪府堺市)の都こんぶは、大阪人ならほとんどの人が、小学校の遠足などに必ずおやつに持って行ってます。
京都出身の創業者・中野正一氏は、尋常小学校を卒業して堺市の昆布問屋へ丁稚奉公し、売り物にならない昆布の切れ端をおやつ代わりに食べながら
「昆布に味付けしたらお菓子になるんやないかな。」と考え、1931年(昭和6年)、19歳で独立して中野商店として創業。温めていたアイディアを商品にして「都こんぶ」として発売。
依頼約90年にわたって、大人から子供にまで親しまれている大阪のお菓子です。
なんばグランド花月ビルの売店では、パッケージに"すち子"がプリントされた特大都こんぶが販売されています。