長崎の地域活性化の為に演劇活動やボランティア活動など、長崎市野母崎地区を拠点に積極的に取り組んでおられる「NPO法人ノモッち」の方々とタッグを組み、昨年9月に「太め皿うどん一座」を立ち上げました。
座長は長崎亭キヨちゃんぽんが務め、ノモッちの皆さん、高校生から60歳代までの男女の公募のメンバーで、演劇未経験の方が多い中、12月から毎週練習を重ね地域のみなさんと一緒に劇団を作りあげてきました。
この劇団の旗揚げ公演が、1月25日(日)に長崎亭キヨちゃんぽんの地元である「ホワイトサウンズ」で開催されました。2部構成になっており、1部はNPO法人ノモッちのメンバーのものまねショーや、てまどり姉妹の歌、長崎亭キヨちゃんぽんのネタが披露され、会場は笑いの渦に包まれました。
2部の旗揚げ公演で披露するのは、竹取物語を題材にしたオリジナル作品「帰りそびれたかぐや姫」。
月から長崎へ来た美しい姫に、大勢の男性が求婚するが、姫は職業や容姿などを気にしてえり好みているうちに年を重ねてしまう。
愛想を尽かしたおじいさん、おばあさんが姫を月に帰そうとするというストーリーです。セリフには「どがんしたとやろか」「よかたい」などといった長崎弁が飛び交い、脇岬や水仙の里などといったなじみの地名も随所に登場。
終盤には姫の住民票を持った田上市長がシークレットゲストとして出演し、突然のサプライズ登場にお客さんは驚き、歓声があがっていました。
公演は100名以上を超えるお客様で立ち見が出るほどの盛況ぶり、会場には何度も大きな笑いに包まれました。
心温まるストーリーに、泣いているお客様もいらっしゃいました。
劇が終わった後は、野母崎の音頭「のもっち音頭」を市長を含め、劇団員皆さんで披露するなど、盛りだくさんの内容となり、公演中は終始笑いが絶えず、大成功を収めました。
今後も地元の方達と一緒に活躍の場を広げていき、多くの方々に笑いを届けていきたいです!