「くノ一忍法」(1964)で監督デビュー以後、「893愚連隊」、「にっぽん'69 セックス猟奇地帯」「懲役太郎 まむしの兄弟」シリーズ、「現代やくざ 血桜三兄弟」「木枯し紋次郎」、「鉄砲玉の美学」、「狂った野獣」、「極道の妻たち」シリーズ、「瀬降り物語」など、数々の傑作映画を生み出してきた映画監督 中島貞夫。
監督として育ててくれた東映京都撮影所のため、京都の映画作りの伝統をのこすため、20年ぶりにメガホンをとったちゃんばら時代劇(「多十郎殉愛記」)。気合十分、準備OK。だけど、そんなにうまくは進まない――。
2018年の東映京都撮影所を舞台に繰り広げられていく中島貞夫監督(当時83歳)とキャスト・スタッフたちによる覇気あふれる映画作りと、友人である倉本聰(脚本家)や、かつての仕事仲間である荒木一郎(俳優/作家/歌手)、三島ゆり子(女優)、橘麻紀(女優/歌手)、高田宏治(脚本家)、教え子の熊切和嘉(映画監督)らによる言葉たちと共に綴られていく、ひとりの映画監督の愛すべきポートレイト。
京都国際映画祭2021、大阪アジアン映画祭2022で上映され喝采を浴びたドキュメンタリーがついに公開。
ぜひ、ご覧ください!!