アンダーエイジがレギュラー出演させていただいているテレビ岩手「5きげんテレビ」。
岩手県内で困っている人のところに行ってお手伝いをしてくる「アンダーエイジのすぐやる課」。
今回は西和賀町に行き、幻の漬物と言われる「大根の一本漬け」作りのお手伝いをしてきました!
ロケのスタートは外から・・・
岩手県内でも屈指の豪雪地帯である西和賀町、11月なのに回りは雪に囲まれていました・・・本当に寒かったです。
漬物工房に場所を移して作業開始。
食品を扱う仕事のお手伝いということでマスクにエプロン、手袋で完全防備で臨みます。
誰が誰だかわからないという話がありますが・・・
まずは西和賀で収穫された大根を洗う作業から開始!
工房の中の気温は3度、そして西和賀の地下水で大根を洗うというとてつもなく冷たい作業となります。
大根を洗う、つらい上にとにかく地味な作業、言葉がほぼ無くなったアンダーエイジの二人。
ただただ黙々と大根を洗っていきます。
続いては洗い終わった大根を漬けこむ作業。
ただ、この作業は熟練の技が必要ということで、アンダーエイジは横で見て応援をするのみ・・・
西和賀町の漬物は塩分が控えめになっていて、健康的なんだそうです。
大根に塩を刷り込んで漬けこみが終わると、その上に葉っぱを乗せて更に塩をふりかけます。
葉っぱを一緒に漬けこむことで、やわらかい味になるのだそうです。
葉っぱを乗せたら、次は漬けこみの作業へ!
そう、漬物作りで一番の重労働と言われる漬物石運びが待っていました。
1個7キロ~8キロある漬物石を運ぶアンダーエイジ。
大根洗いで冷え切った体はこの作業ですっかり暖かくなっていました。
アンダーエイジが運んだ漬物石!
積み方がアンバランスな気がしないでもないですが・・・
この状態で約40日ほど漬け込むと完成するのだそうです。
そして最後のお手伝いは漬け樽振り!
漬けものの味を均等にするために、漬けている期間の中ほどに樽を振るのだそうです。
1樽400キロ近い重さの樽を一生懸命にふる熊谷。
「美味しくなれよー」の言葉をかける多聞。
アンダーエイジの気持ちの詰まった漬けものが市場に出回るまであと少しです!
いつも買っている漬けものと味が違っていたらそれはアンダーエイジがお手伝いしたものかもしれません・・・(笑)
最後は大根の一本漬けをいただいてロケが終了しました。
約1センチくらいの厚さで切るのが西和賀スタイル。
歯ごたえを楽しみながら美味しくいただきました。
雪に囲まれ、冬は食べ物に困るエリアの保存食として生まれた西和賀の一本漬け。
町の歴史を感じながらお手伝いをさせていただいたアンダーエイジでした。