岩手県沿岸南部にある「住田町」
人口わずか6000人弱の小さな町です。
住田町は「林業日本一の町」を掲げ、林業・森林業を主要産業としています。
もともと住田町がある気仙(けせん)地域には「気仙大工」と呼ばれる独特の工法で家を建てることでも知られていて、木材を作る林業だけではなく、それを加工する技術もとても高いものがあります。
高い技術は、日本全国に知られていて、現在も多くの工事現場から木材加工の依頼が入ってきているそうです。
住みます記者も、木材をたくさん積んだトラックと多くすれ違いました。
林業が町の主要産業になっていることから、町も後進育成に力を入れていて、多くの若者が町の斡旋で木材加工会社で働いていたり、気仙大工の修行を行っているのだそうです。
取り組みを初めてまだ間もないこともありますが、若い世代が住田に住んで仕事が出来ていることで、少しでも人口の流出を止めることになっているとのことでした。
そんな林業日本一の町の庁舎は凄かった!
多くの素材を地元住田の杉を使い、加工も地元の企業で行い、施工も地元の大工さん達を中心とした地元の皆さんで作り上げたまさに「我が町の庁舎」といったところでしょうか。
住みます記者もその加工技術の高さ、施工技術の高さにただただ驚かされるだけでした。
岩手に来た際には、林業日本一の町の庁舎を是非見に来てください!
特徴ある外観、全面木材で出来ています
曲がった屋根、こんな複雑な加工も住田の技術を使えば簡単に出来てしまうんだそうです
屋根の内側、複雑に木が組み上げられています。
気仙大工の工法が採用されているんだそうです
10月に開催の国体では「クッブ」と呼ばれる、北欧地域で愛されているスポーツを実施するとのことです。