2月17日、よしもとあおぞら花月を開催いたしました。
★あおぞら花月とは...人と人とのふれあいの中から生まれる笑いを大切にすることを目的にすることで、「少しでも不安を忘れ、笑う時間を増やしてほしい、早く笑顔に戻ってほしい」という思いが詰まった、よしもと流復興支援企画。
昨年発生した西日本豪雨災害により、広島県の中でも特に大きな被害を受けた呉市天応地区(天応市民センター)、安浦地区(安登小学校)の2ヶ所にて広島よしもと芸人が訪問いたしました。
まずは、広島県住みます芸人松浜心によるオープニングからあおぞら花月はスタート!
その後3組続けてネタを披露いたしました。
今回の開催地、呉市が地元の女ピン芸人「松崎」は地元ネタでお客さんの心をつかみ、外国人コントを披露。
▼天応地区
歌ネタ王「メンバー」は漫才、コント、歌ネタの3本立てという豪華な内容でお送りいたしました。
▼安浦地区
フロントラインも安定の王道漫才で老若男女の方々に楽しんでいただけました。
▼天応地区
ネタライブ終了後はよしもとグッズじゃんけん大会が行われました。
合計20名様によしもとグッズとサイン色紙の詰め合わせをプレゼントいたしました。
出演芸人がそれぞれじゃんけんをするたびにボケて、会場はその都度笑いの渦に巻き込まれました。
▼天応地区
▼安浦地区
あおぞら花月の最後には出演芸人がそれぞれお客様にメッセージを送りました。
「今回のあおぞら花月を通して少しでも笑って不安を取り除けていただけたらなによりです、これからも私も頑張っていきますので、大変だと思いますがみなさんも頑張ってください」と松崎。
「歌ネタ王を取ってからは様々なよしもとの先輩に東京か大阪にいったほうがいいと言われてきましたが、ぼくらはずっとこの愛する広島にいるぞー!おーーー!」とのメンバーの言葉で会場は拍手大喝采となりました。
フロントライン石原は「4年前の広島安佐南区豪雨災害で被災し、家を市に撤去してもらって更地になった後再建しようと考えたところで、砂防ダムを作るから立ち退いてくれと言われました。被災後、自分の居場所に絶対帰れるとは限らないのでいろんな情報をみなさんの方からチェックされた方が役に立つかと思います」と、自身の体験を基に話しました。
最後は司会の松浜心が「我々は笑いを届けるというのが職業。災害があったことは忘れましょうとは言わないが、ワハハと笑って少しでも不安を取り除いてほしいです。みなさんの自慢になれるような芸人になれるようになりたいと思います。」と抱負を語りました。
▼安浦地区
あおぞら花月ステージイベント終了後、歌ネタ王決定戦2018優勝した「メンバー」が優勝の副賞でいただいたスーパーカップ10年分の一部を、お客様全員に手渡しでプレゼントを実施すると同時に、写真撮影やお話をすることで地域の方々との交流を実施いたしました。
▼天応地区
一回目の天応地区では100名ほど、二回目の安浦地区では120名ほどのお客様に集まっていただきました。
今回の開催地2ヶ所はどちらも仮設住宅がある地域ですが、まだまだ完全な復興には遠い状況です。
会場の天応市民センターも1階の一部が浸水被害を受け現在改修中でありました。
当日イベントがあることを知って仮設住宅から歩いて来てくださった方もいました。
今後も、地域にたくさんを笑顔の輪が広がるよう、定期的によしもとならではの復興支援の活動をしていきたいと思います。