千葉県から紹介させていただくスイーツは
東京から30分ほどの「ふなっしー」でお馴染み船橋市の和菓子屋さん御菓子司扇屋さんの「梨の里」というスイーツです
見た目も味もしっかり梨です!!
見た目は船橋名産の「小松菜パウダー」を利用し梨の質感と色を再現。ヘタの部分も手でつけられています。そして驚くほどしっとりした白餡に自家製梨のピューレを練りこみ、フレーバーに乏しさを感じることもなくしっかりと梨の味があります。焼き菓子なのに餡がしっとり、ほのかな梨の甘さとしっかりとした香り、それらを包んだやわらかい皮。非常においしくペロリと食べてしまいます。
でも、なんで梨なの?梨といえば鳥取県かなぁ。私は関西出身なのでそう思いました。
が、実は!千葉県は梨の生産高が日本一!
その中でも、船橋市は多くの梨園がある千葉県でも有数の梨の名産地でもあります。
そして、この「梨の里」は船橋が選ぶ【船橋特産の農水産物を使用した加工食品や、工業・工芸品などを募集し、ふなばし産品ブランド協議会の厳正な審査により認証された`船橋らしさ`あふれる製品】のふなばしセレクション認証品でもあります。
そして、これは調べてわかったことですが梨のスイーツは季節限定品が非常に多いのですが「梨の里」は通年販売を行っております。
梨の通年の御菓子を作るに至った経緯は? なぜ通年販売が出来るのか? 「梨の里」の特徴は?などの疑問を解決するために
今回はふなばしセレクションに2品も選ばれている御菓子をつくる扇屋さんに、3月の非常にお忙しい中お話をさせていただきました。
きれいなお菓子がたくさんでした。
そして「梨の里」のことなどについてお伺いしたところ
地元色を出してお菓子を通じて船橋のPRをしたいという強い思いがあり、船橋にちなんだ御菓子をつくり始めたそうで最初は梨ゼリーを作成し始め
ふなばしセレクションの船橋ばか面おどりという御菓子を作りましたが最初は他方から「ばか」という名前はなんなんだなどのご指摘もありながら、船橋郷土芸能「ばか面おどり」をモチーフにした人形焼きを作り続け(小学校の授業などでも取り入れられたそうです)2012年度のふなばしセレクションに選ばれたそうです。
そんな熱い想いの中、日持ちする船橋らしい御菓子をつくりたいという更に熱い想いで作られたのが「梨の里」でした。
梨の焼菓子が珍しいことや梨スイーツが季節限定が多いのには理由があり
梨の御菓子は作るのが非常に難しいそうです。工場などで作られた梨のピューレですと種や皮などが入ってしまい見た目が良くないとのこと。また梨は8月から11月までしか作ることが出来ないなどで難しいことが多いそうです。
しかし扇屋さんは見た目もきれいに楽しんでもらうために自分たちで梨を仕入れて皮をむいてピューレを1年間ぶん作り、そのピューレを随時利用して御菓子を作っています。
梨らしい形や梨の味、口に入れたときの食感や断面、使っている材料全てに熱い思いを込めて1つ1つ作られています。
そして、これからもずっともっと研究して努力して成長して、安心安全でより美味しい御菓子を召し上がっていただきたいという御菓子に対する熱い想いを優しい口調でおっしゃってくださいました。
和菓子とは生まれてから死んだ後も贈られたり飾られる生活に密着した御菓子であり、美味しいものは記憶に残り忘れられないものだからそう言った御菓子を作りたいとのこと。
そういった強い想いのもと作られた「梨の里」
だからこそ船橋産の梨100%を使用して、船橋産の小松菜パウダーを使い、地元にちなんだ商品でありながら味も見た目も食感にも全てに気を配った商品。それが
「梨の里」です。
1つ¥216~(オンラインショップでは1つからはお求め出来ません)
お求めは
扇屋(千葉県船橋市松が丘4-23-1) http://ougiya-wagashi.com/
デイリーヤマザキ船橋市役所店(千葉県船橋市湊町2-10-25)
扇屋オンラインショップ https://ec.ougiya-wagashi.com/
のみの販売です。1つ1つ丹精に手作りなので数に限りがございます。
その他のふなばしセレクション紹介 https://www.funaemon.com/products/
ちなみに私は取材前に4個入りを市役所下のデイリーヤマザキさんで購入させていただきましたが取材したその日に4つ全て食べてしまうくらい美味しくて食べやすい商品でした。
千葉県からは味も見た目も梨の「梨の里」のご紹介でした!