突然ですがクイズです!
「南白亀川」、何と読むしょうか?
今回は千葉県難読地名クイズからスタートです!
今回、取材する海の店は、白子町の「南白亀川」の川岸で32年営業を続けて来ております、その名も「そば処 川岸」さんです。
そして「南白亀蕎麦」も名物です。わかりましたか?南白亀。そう、みなみしろかめと書いて「なばき」と読みます。
お店を切り盛りするのは、初代店主の森川祐一さん、2代目長男の寿司職人祐樹さんと次男の蕎麦職人の翼さん。
名物なばき蕎麦のお店だったのが、2018年3月に移転リニューアルし、お寿司もメニューに加わったとのこと。そこには仰天エピソードが隠れていたのでした。
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2代目の祐樹さんは蕎麦が大好きで、小学校の作文に「将来は蕎麦屋さんになる」と書き、お絵描きすればのれんの絵、事あるごとに蕎麦屋を継ぐことを明言していたそうです。しかし中学2年生の時に部活から帰った夕方、蕎麦を食べた時に急にまさかの「蕎麦アレルギー」を発症してしまい、病院へ運ばれる大事件が起きたそうです!信じられなかったそうです。諦めきれず高校2年生の時、またも部活帰りに「そろそろ大丈夫だろう!」と蕎麦を食べたところ、またまた蕎麦アレルギーが発症!ちくしょー!俺は蕎麦職人になれないのか!蕎麦大好きなのにー!と言ったかどうは定かではありませんが、失意の中、卒業後は家の手伝いがてら新たなご縁を頂き寿司職人への道に転身。寿司アカデミーで調理師の免許を取り、現在は寿司の修行をしながら厨房に立っています。
蕎麦を愛しているのに、蕎麦が食べれない、蕎麦屋2代目。斬新過ぎます(笑)。永遠の片想い(笑)。これもお店の魅力です!
長男:寿司職人裕樹さん
次男:蕎麦職人翼さん
絶品の彩(いろどり)セット
美味の海鮮丼
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お蕎麦の方は蕎麦アレルギーが無かった次男翼さんが修行をし、味を受け継いでいました。お兄さんがお寿司、弟さんが蕎麦、ご家族全員で経営なさっておりアットホームな雰囲気がホントに居心地が良いんです!
さらに家族全員で蕎麦をすする音をズルズルと響かせ、わざと2代目に聞かせ、『あー!蕎麦食べたいー!でも食べれなーい!!』という遊びをしているというから、本当に仲良い一家です!(笑)
余談ですが、新鮮な魚は若奥様の実家が魚屋で、そちらで仕入れているそう。政略結婚の疑いがありましたが、高校からの同級生というアツアツぶりでその疑いも無く、影翔君(6ヶ月)もとても可愛い笑顔で接客してくれました!
あれ?ばっしー(35歳)と同じぐらいの髪の量だ!
合言葉は「2代目蕎麦食べますか?」です!幸せ溢れる川岸へ是非蕎麦を食べに行った際、是非聞いてみて下さい!あ、お寿司も是非!